将来について考える2 ~このままビルメンルートに行っていいものか~
何度か書いていますが、現在の最優先事項は雇用保険を貯めてビルメンの職業訓練を受ける事です。ただ、そのプランに迷いが生じてきています。
そもそも、なぜビルメンの職業訓練を受けるつもりか、もっと言えばビルメンに就職するつもりかと言えば、"居るだけ系"の楽な仕事だと認識していたからです。志望動機としては、
- 基本的に仕事が楽
- 勤務時間中に自由時間が取れる(職場次第?)
- とりあえず定年まで食いっぱぐれは無さそう
- 資格がお金になる
このように、ビルメンの仕事自体に興味がある訳ではありません。むしろ業務的には以下のようにネガティブな面が優勢です。
- 機械や電気に疎く、さほど興味も無い
- 固定された人間関係で長時間の相勤になる
- 仕事にやりがいを見い出せそうにない
- 実務能力も低く足を引っ張る事になりそう
ビルメンという選択は保険とか妥協という意味合いが強いです。
目論見通り、現場ガチャを当ててトラブルも無く、読書や資格勉強などで1日が終わるような施設へ行ければ最高ではあります。ただ、他のビルメンブログや書き込み等を見る限り、その確率は決して高くは無さそうです。
私の人生設計においては、仕事はローカロリーで流して投機的な投資で一発を狙う。そして出来るだけ早く引退するという目標を立てています。
その目標は変わらないものの、それを成せる確率というのは、冷静に見て必ずしも高いわけではない。上手く資産を築けたとして、仮に引退が50代~60歳になってしまえば、30代、40代の仕事が人生そのものになると言っても過言ではありません。結婚して子供が居ればまた違うのでしょうが、その予定はありませんし。
そして人生の大部分を彩る仕事がビルメンでいいのか?という声が自分の中で膨らんできています。他にやりたい仕事がある訳では無いにしても、ビルメンは何か違うという気持ちが拭えません。
ビルメンを終の職業とするかどうかは別として、とりあえず職業訓練を受けて資格を取っておくことは損ではありません。やりがいとかは別として、定年までの仕事が(ほぼ確実に)確保できるという安心は大きい。欠格事由のリスクもある警備員一択になるよりは安定でしょう。
特に実技のある第二種電気工事士は、独学で取るなら工具や練習キット代に数万円の出費が必要になってきます。それを無料どころか、失業給付を受けながら学べる上に就職へのサポートもあるので、相当に有益な選択肢であることは明らかです。
それなら何を迷っているのかと言えば、
- 他に受けたい職業訓練が出てきた
- 人生一度ぐらい仕事に本気で取り組んでみたい
という心境が出てきたという事です。
職業訓練の候補としては、一度は背を向けたIT系。もしくは経済、会計系のコースを考えています。
ITは、データベース方面に興味があります。(最近は需要減みたいですが)逆にネットワークのようなハード面が強い分野にはそれほど引かれません。(こちらは逆に需要は多い模様)
経済方面で言えば、以前専門実践教育訓練の事を書きました。
給付金の延長措置は今のところアナウンスされていないので、予定通り終了でしょう。ただ、税理士に関しては通常の職業訓練に2年コースがあります。(公認会計士に関しては、2019年に1件だけ、3名募集のコースがあったのみなので、期待はできません)
他に、2年コースだと、地域経済学科というコースもあるようです。名前の印象では短大の経済学部っぽいですが、職業訓練らしく資格重視のカリキュラムになっている模様。
こういった、IT、経済会計系の長期コース(1~2年)を受講してみたい気持ちがあります。勉強自体は好きですし、何より興味のある分野です。仕事にしても、ビルメンよりは向上心を持ちつつ頑張れると思います。
職業訓練でビルメン関係の物を挙げれば、基本の6ヶ月コースの他に、電験三種の取得を目的とした2年コースもありました。
例えば、
最初に6ヶ月コースを受講。
2年間働いてビル管理士の受験資格を得る。
30代でそれなりの会社に就職。
ビルメンルートに進んだ場合、このようなプランも描けます。電験三種に受かるかは難しいところですが、数学、物理は勉強したいという気持ちはそれなりにあります。
ビル管&電験3種持ちなら、最初は現場での下積みはあるにしても、内勤として総合職的に働く事も可能でしょう。まったり路線ではなくなりますが、やりがいは見出せるかもしれません。
気持ちとしては、IT、経済方面に行っていますが、ビルメンコースも決して捨てたものではないのかなぁ、と。
現在比較検討の段階なので、まとまりが無いですが、この辺りの要素を踏まえてどうするかといったところですね。
雇用保険が貯まったタイミングでどの職業訓練を受けられるかにもよるので、そこの運というか、縁もありますね。長期コースは大体春開始なので、受給時期を調整する必要があるかもしれません。