30代職歴無しニートの就活奮闘記

怠惰系ニートがようやく重い腰を上げました

セルフガソリンスタンドの面接に行きました(3度目の正直!)

今日は11:30から面接。朝自然に目覚めて7時過ぎに出かけました。服装は特に指定無かったので、普段着で。ガソリンスタンドのバイトにスーツは逆にTPO弁えて無いかな~などと思いましたが、この時から既に長年巣くっている悪魔が蠢いていた事には気付きませんでした。

 

最初にマックでコーヒーを頼みつつ、履歴書を書きました。1枚しかストックが無かったので、とりわけ慎重に。しばらくして履歴書に貼る写真を持ってくるのを忘れていた事に気付きました。

 

早く出た事が幸いし時間に余裕はあります。取りに戻るか、お金を払って新しく撮るか。しかし悪魔的発想により第3の選択肢を導き出しました。写真の欄におもむろに糊を塗り、写真張ったのにいつの間にか取れちゃってました!という不運を演出。なんともあざとい・・・糊は郵便局で使わせてもらいました。

 

その後、散髪に。今度は間違えず理容の方のプラージュへ。

 

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当然丸刈りスタイルです。下手に髪を残したところで整髪出来ないので。丸刈りなら楽な上に文句は出ないので私のようなファッション0振りの人にはいい選択です。

 

髪に関しては問題無くやってくれたものの、顔剃り係の小太りのおっちゃんがやたら唇をべたべた触ってきて士気が下がりました。

 

店を出た辺りに、危険物取扱者の免許を忘れた事に気付きました。電話では持って来るように言われたのは履歴書だけだったはず。ただ、以前応募したガソリンスタンドでは免許を持ってくるように言われたので、もしかしたら持って来いと言っていたかも?と不安な心理状態に。それに、免許の有無で夜勤(1人勤務)が出来るかどうかが変わるので、言われなくとも持っていくべきだとは思いました。

 

この時点で取りに戻ると、時間はかなりギリギリです。10分程度遅れる可能性もある。

 

10分程度なら事前に電話で伝えればさほどの減点にはならないでしょう。いや、その前に免許と写真が無い事を電話して少し遅れる可能性があるが、取りに戻った方がいいかを問うべきか。

 

しかしここでまた悪魔が囁きかけます。

悪「多分免許を持って来いとは言われなかったよ。写真も小細工したし、それが原因で落ちる可能性は低いだろう?とりあえずそのまま行って、必要ならすぐ取りに戻ってまた来ます!と殊勝な態度で言えばいい。どうせ手間は同じだし、問題無ければ儲けものさ。」

 

天使?「ただでさえ職歴で大減点、履歴書の悪筆で心証も悪いのです。わずかな減点でボーダーを割ってしまうかもしれません。とりあえずバス停まで急ぎましょう!」

 

最初の一本の時間次第で遅刻せず戻れるか判断できるので、信号無視しつつバス停まで急ぎました。幸運と、道路交通法違反のダッシュでちょうど発車寸前のバスに追いつきました。時間的には十分間に合う算段です。

 

市内から自宅への山道を登るバスは30分以上の発車間隔なのでこれを逃したら次はタクシーを使うべきかどうかの葛藤が始まるところでした。

 

部屋で免許と写真と糊を取ってすぐにバス停へ駆け戻りました。乗ってきたバスの戻りに合わせて山道を下っていくことができたので最小のロスで抑える事が出来ました。バス内で小細工でべたべたになっていた写真欄に写真を張り付け。写真付近が大分べたべたでしたが、履歴書を書き直す暇も無く。心証を損ねない事を祈る他ありませんでした。

 

店舗には時間の20分前に到着。店員に「面接を受けに来た○○です。〇〇さんはいらっしゃいますか?」と尋ねたところ、やや無愛想な若い店員に「11:30と聞いていますが、時間になってからまた来てもらえますか」と追い返されました。面接担当の人が居ないのでは仕方ありませんが、以前早く着いた時の対応とは真逆で幸先の悪さを感じました。

 

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やる事もないので、遠目に店舗を見ていましたが、平日の昼前だというのに客が途切れず、常時2~3台の車が入っていました。給油スペースは8か所、店員は4名おりました。内1人はモニター室でボタン係、他が接客や洗車対応など。みんな声を張り上げ忙しそうでした。

 

もちろん、昼と夜は違うでしょうが、「これ1人で務まるかな・・・」と不安になりました。深夜はともかく、勤務時間が8時までなので、出勤時間帯の7~8時は大変そうです。それとも7時頃からもう1人ぐらい早番が来るのでしょうか。ここは気になりましたが、面接で聞きそびれました。

 

一人勤務で無くなるのはまだしも、私も外に出て「らっしゃっっせぇーい!!」「オーラィッッ!」と声を上げるのは考えただけでも眩暈がします。

 

時間になったので、再び店舗へ。今度は担当の方がいたので、そのまま休憩室のようなところに通され面接が始まりました。休憩室は割と広々していましたが、監視室に椅子が無く、ボタン係の人が立ちっぱで仕事をしていたのが気になりました。

 

面接の状況ですが、さして書くことがありません。担当の方はかなり無口で私の方が多く喋ったぐらいでした。表情の揺れが少なく、官僚的な印象。面接中一回も笑わなかったかもしれません。雑談は一切なく、私の方では労働条件等実際的な質問をしました。

 

向こうのこちらに対する質問は、ほとんどありませんでしたが、履歴書をじっと眺めて「お聞きしにくいのですが・・・」と来たときは、

(おぉ来た来た、まぁ言い訳もできないし開き直るしかないよなぁ)

と覚悟しましたが、「30代でしたら、給料は・・・やはり稼ぎたいですよね?」という質問が来て一瞬頭が飛びました。

 

即座に意図が掴めず「まぁ生活コストは5万程度で済むので。そうですね、とりあえず15万も稼げればと思っています」とありのままに回答。

 

しばらくして質問の意図が分かりました。向こうが用意していた条件は週2回の月8回程度の勤務で雇用保険無しというものでした。もしかしたら「生活コストは5万円で済むので」という言葉を聞いて、足元見られたかもしれません。求人には社会保険完備と書いてありましたが、労働時間が足りなければ加入できませんから。

 

しかし私としては当然承諾し難い条件です。最低でも雇用保険に入れる日数、月10日を確保出来なければ辞退すると伝えました。10時間拘束の9時間労働なので、月10日働けば雇用保険は確保できます。

 

向こうは、それだけのシフトを確保できるか分からない。確認してからまた電話する。と言って終わりました。電話は来週の月曜か火曜日。条件が合えば3月からシフトに入ってもらう。という事になりました。

 

結局ニート期間の事は聞かれずに済みました。相手の印象からは面接が上手くいったか分かりませんが、採用前提で話が進んで行った感じもしました。多少問題があろうと、とりあえず確保して様子を見るというスタンスかもしれません。いつでも切れる非正規ですし。

 

この後昼食を取った店でちょっとした事があったりしましたが、面接記としてはこの辺にしておきます。

 

(露骨に伏線を貼りましたが、その分は別記事で書きます。最初明日追記と言ったけど前言撤回で。ちょっと書き方が難しくて、文芸的素質が無いので大変。)