30代職歴無しニートの就活奮闘記

怠惰系ニートがようやく重い腰を上げました

期間工

私のような立場の人間が一度は検討するであろう期間工について。

 

手っ取り早く金を貯めるにはいい選択肢に見えます。年収400万で手取り300万といったところでしょうか。更に大きいのは寮費光熱費が無料で、社食で食費も安いので生活コストがほとんどかからないこと。そして場所にもよるけど、遊ぶ場所も余裕もないので、支出の機会が無く必然的にお金が貯まります。

 

仕事はもちろんキツイけど、半年ぐらいならなんとか・・・そう考えていた時期もありました。

 

それなりに真剣に検討していたので、ネットや本で情報収集していました。本は『ルポ ニッポン絶望工場』と『自動車絶望工場』を借り読み。

 

 

自動車絶望工場』は70年代のトヨタ期間工の日記です。まぁ一言で壮絶。昭和の時代の話と一蹴できればいいのですが、今でも本質的には何も変わっていないように思えます。人間という製造部品を、いかに効率的に運用するかという事を突き詰めたのが工場のラインですから。

 

今ではブログやYouTubeという形で無数の期間工の日記が見られますが、安全性は上がっているとしても過酷さという点では同じという印象です。

 

もう一冊の方は書き始めたら長くなってしまったので、削除して別記事で。期間工とも直接関係は無かったですし。

 

今月末で賃貸の契約更新なので、そこでアパートを出て期間工というルートも考えてはいました。

 

kennote.hateblo.jp

 

ただ、調べれば調べるほど、自分には半年も無理だと思わざるを得なくなり、断念した次第です。

 

じゃあもう終わった話かというと一つだけ考えている事がありまして。

期間工は配属先で労働強度が違ってきます。組立は特にキツイらしいですね。配属先は自分で選べるわけではないので、運任せです。

 

期間工の魅力の一つに入社祝い金があります。今はやや下火で多いところでも30~40万程度ですが、それでもなかなかの額。

 

なのでこれ目当てに1回だけ配属ガチャに挑戦。運よく楽な現場に当たればヨシ!そうでなければ祝い金が貰える1~2か月だけ死ぬ気で頑張ってから辞める。こんな辞め方だと次は無いでしょうが、年齢が上がれば期間工という選択肢も自然に無くなってくるので問題ないかなと。

 

その作戦を実行するのはビルメンの職業訓練を終えた後ぐらいがいいかなと思っています。経験として1度はやってみたい気持ちもありますし、短い間でも勤めれば一生話のネタには出来そうです。