30代職歴無しニートの就活奮闘記

怠惰系ニートがようやく重い腰を上げました

読書(ラファエルの本とか)/ 自己啓発書について

今日はちょっとした用で出かけました。その事は明日にでも。

 

帰りにモールにある本屋に。ここはソファーで座り読み出来るのでよく利用させてもらってます。ソファーの位置が本屋のフロアの外なのですけど、防犯ゲートも無いしそのままエスカレータ下ったら簡単に万引きされそう。

 

まず『チーズはどこへ消えた』の続編の『迷路の外には何がある?』が目に入ったので手に取りました。前作のチーズ~は昔啓発書を読み漁っていた時に多分読んでるのですが、内容はほぼ忘れてました。ついでに前作も飛ばし読み。あぁこんな感じだったか。これで全世界2800万部?まぁ20年前だったらITバブルの頃だし、時代の書物ってところでしょうか。

 

今回はチーズを探しに行けず取り残されたもう一人の小人の話。こちらは今の時代に合っているし、啓発書としてもより洗練されていると思う。信念に関するいくつか良さげな言葉もあったけど、多分1週間後には忘れているでしょう。

 

物語系ではパウロ・コエーリョの『アルケミスト』が一番好き。同作者の巡礼の話(多分『星の巡礼』)も良かった。私の場合宗教色が強いのはマイナス要素になりません。むしろプラス要素。思想、哲学系の話は好きなので。薄っぺらければ萎えますが。実証性や厳密な論理性は求めませんがある種の論理、体系を(明示していなくても)窺えるのであれば良いです。

 

金持ち父さんを読んだ20歳前後の頃、無駄に啓発書を読み漁りましたが、最初の数冊でマインドが出来上がってからは特に得るものも無く、その瞬間気持ち良くなるだけでした。自己啓発書としての最高傑作はナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』でしょうか。ベースにその1冊と、後は最新の科学、医学のエビテンスを集めた実用的なものを読んだ方が得るものはあるでしょうね。

 

私の時は『7つの習慣』がベストセラーになっていました。読みましたが、朝食をフルーツで済ませるのが健康に良いぐらいしか覚えていません。これ初版は30年以上前らしいので、今の目でファクトチェックしたらどうなるのでしょうね。10年前ぐらいはまだまだエビテンスよりもそれらしい精神論の方が幅を利かせていたように思います。

 

ザ・シークレット』(引き寄せの法則)とか『神との対話』のようなスピリチュアル系の方が記憶に残っている気がします。引き寄せの法則は未だに衰えないのはすごいですね。スピリチュアル扱いすると怒る人もいそうですが、一応引き寄せに関しては持論はあります。それはまたそのうち。

 

ここ7,8年程は自己啓発書はほぼ未読。昔みたいに読んでも気持ちよくならないし、内容的に得るものも無いので。なので結構久しぶりでした。リーマンショック辺りから"頑張らなくていいよ"系が増えてその後は知りませんが、リバイバルが結構あって懐かしく思いました。

 

 上記2冊は薄い本なのですぐ読み終わり、もう1冊何か・・・と適当に目についたYouTuberラファエルの自伝本『無一文からのドリーム』を。彼の事はヒカルの動画で知っている程度です。一言でいえば俺TUEEE本。別に不快ではないですが、まぁ成功するべくして成功した人だね、ぐらいの感想。”YouTubeは稼ぐ為にやってる、うまく収益を維持して引退したい”と公言出来るのはすごい。それで支持されるキャラクターのブランディングに成功しているところが。一番好きな本はマイケル・サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』と答えるところは少し好感。思考を刺激されるいい本なんですが、若干にわか感があるから読書家としては一番にはしたくないという妙なプライドが出るんですよね。

 

なんか良い風に書きましたが、多分彼の動画を見ることは無いでしょう。最近はヒカルとかシバターとかその辺り?も見ないのでおすすめにも出てこないでしょうし。