30代職歴無しニートの就活奮闘記

怠惰系ニートがようやく重い腰を上げました

危険物取扱者 乙4の試験を受けてきました

いよいよ今日が本番。前日なかなか寝付けなくて、どうせ寝れないならとスマホで問題解いていたら就寝が午前3時ごろに。朝6時ごろに自然に目が覚めて、意外と体の調子は悪くなかったけど、どうせ時間もあるからと二度寝。10時にアラームで起こされて、今度はかなり体が重かったです。睡眠サイクルを考えて9時起床にすべきだったかもしれません。幸い危険物取扱者の試験は頭を使うようなものはないので、ケアレスミスにだけ気を付ければ問題はありません。

そして受験票に写真を貼ろうとしたら、サイズが合わない!履歴書などに使われる4.0 × 3.0より一回り大きい4.5×3.5だったことに気付きました。慌ててスマホで写真を撮って、コンビニのネットワークプリンタで作成。ちなみにこの方法だと30円で証明写真が作れます。当日と前日は(冷蔵庫が動かないので)常温で置いてあるペットボトルの水をわざわざ煮沸するなど無駄なところに念を入れてる割には肝心なところが抜けています。

会場付近に移動し、景気づけに梅おろし付きトンカツを食べてから喫茶店で最後の追い込み。昨日やった過去3年の過去問サイトの問題も2回分解いてみましたが、余裕を持って合格圏内。ただ、初見じゃない問題が増えてしまっているので、あまり当てにはなりません。

 

さて、前置きが長くなりましたが、試験会場に移動。空席もぽつぽつあり、1~2割は欠席のようでした。30分前に注意事項等が説明されましたが、スルーしてテキストで最後の確認。5分前にはさすがに余計なものはしまいなさいということで覚悟を決めました。そしてスタート! 

 

ドキドキしながら開きましたが・・・拍子抜けするほど簡単でした。テキストに付いていた模擬試験程度のレベル。一旦は楽勝ムードになって、前日になって想定外だと焦って、ふたを開けてみればやっぱり楽勝だった。なんか振り回されてますね。

ただ1問だけ完全初見レベルの問題「キシレンの性状について誤っているものを~」が来て、キシレンってなに?ってなりましたが一応テキストには載っておりました。とはいえさすがに捨て問ですね。他には全く分からない問題はなく、最低でも2択には絞り込めました。不安要素だった物理化学の計算は、熱容量の公式と、何か(忘れた)が完全燃焼した時の化学式についての2問。後者は完全燃焼=二酸化炭素と式の両辺で元素数が同じになるという事を覚えていたので、クリアできました。前者は自信無かったですが、一応正解でした。

一通り終わった後、絶対に合っている自信がある問題を数えたところ

 

法令 12/15 物理化学 6/10 性質8/10

 

と、合格確実の点数は確保できました。他も2択までは絞り込んだり、多分合っているけど、確信がない・・・ってレベルなので、実際はもう少し上乗せされるはずです。終了後に物理化学だけ確認したら、(問題は回収されるので、覚えておかないと自己採点はできません)上記の熱容量の公式含め、少なくとも2問は正解だったので、8割ラインでの合格になりそうです。

 

今回の試験に臨むにあたって、一番怖いのはケアレスミスなので、その対策に自分がしたことをお話します。普通に問題を解いていくのですが、答えをいきなりマークシートに塗りつぶさないで、まず問題用紙に答えの選択肢に〇をつけ、マークシートにはうっすら線を入れる程度にしておきます。もちろん、1番目の選択肢が正解だと分かっても全ての選択肢を確認することは基本です。そして、最後まで終わったら最初に戻ってきて、もう一度問題をよく読み答えが合っているかを確認。問題用紙の番号とマークシートの薄い線が一致しているのをチェックしてからマークシートを塗りつぶします。これにより、マークシートの記入ズレが防げるだけではなく、消しゴムで消したけど認識されてしまったとか、しっかり消そうと思ってゴシゴシしたら紙が破れてしまった、というような状況も回避できます。

 

このような事も明らかにオーバーな2時間という試験時間があるからできたことです。35分が経過した時点で退出可能になりましたが、その時点で半分ぐらいの人は出ていきました。私は5問目ぐらいを塗りつぶしていたところです。結局全て終わったのが試験開始から1時間後ぐらいで、残っている人は1割~2割ぐらいでした。合格は確信していますが、唯一心配なのが記入を鉛筆ではなくシャーペンでしたことです。かなりしっかり塗りつぶしたつもりですが、鉛筆と鉛筆削りの数百円をケチったせいで落ちてしまったら目も当てられません。

 

 

最後に思ったことを。今回簡単な問題でしたが、これはもう単純にラッキーでした。毎年20万人以上が受けて全国各地で100回以上もの試験があるわけですから、当然難易度にバラつきが出てくるでしょう。そう考えると、運で突破するという選択肢もアリかと思います。

私は前日不安になって戦略を見直し、コスパが悪く捨てるつもりだったところを改めて詰め込みました。危険物取扱者乙種レベルなら難易度関係なく合格レベルに持っていくのはそう難しい事ではないと思います。ただ、8割合格圏内を10割合格にまで持っていくのはそれまでの勉強と同等ぐらいの時間が取られるのではないでしょうか?その詰め込んだ知識が身になれば良いのですが、法令の細かいところや、良くわからなくて興味もない物質の特性を暗記しても正直メモリの無駄遣い感があります。そもそも試験終わればさっぱり忘れてしまいそうですが。

私は受験料を無駄にしないために頑張りましたが、8割合格から10割合格に持っていくのに10時間かけるなら、普通にバイトして2回分の受験料稼いだ方が効率的です。近隣県まで含めれば年中受験チャンスはありますから。

勉強が好き/嫌い、暗記が得意/苦手、時間がある/ない、学校や職場で落ちると恥ずかしい環境にある等・・・人によって状況が違いますが、置かれた状況に合わせた戦略で挑むのが良いと思います。

 

結果発表は今月25日なので、その時にまたご報告します。しばらく危険物取扱者の話ばかりだったので、明日以降は簿記の事も書いていきたいと思います。ちょうど簿記は来週試験ですし、私は受けませんがいくつか試験対策のアドバイスもいただいているので、どなたかの参考になれば。