30代職歴無しニートの就活奮闘記

怠惰系ニートがようやく重い腰を上げました

出勤1日目&2日目

夜勤を希望していましたが、最初の2日は昼勤でした。最初は仕事と大学構内を見てもらうという事で、10月以降は夜勤専属で出来るそうです。

 

就業は8時からですが、引継ぎの申し送りがあるので30分前に来てくれとのこと。ただ、朝一のバスで出ましたが、職場に着いたのは7時40分頃でその時には既に申し送りが始まっていました。隊長から30分前には来てくださいと言われましたが、「朝一のバスで来てこの時間なのでこの以上早くは無理です。どのみち夜勤なので、あと1日だけ大目に見ていただければ」と言ったらじゃあ仕方ないという事に。

 

面接や研修の時に夜勤の希望は聞くけど、できれば当務(24時間勤務)にも入ってほしいとやんわり言われていました。この物理的に朝間に合わないという事は当務から逃げる口実になりそうで、むしろ良かったかもしれません。(近くに引っ越して来てほしいとも言われていましたが、家賃も出してくれないのにそこまでする義理はないですね(笑))

 

夜勤の人たちの引継ぎのタイミングだったので、部屋には4人ほどが居ましたが、やはり高齢の人が多く40代後半~60代ぐらい。とりあえずの印象では変な感じの人は居ませんでした。私は制服に着替えて奥の椅子に座って仕事を見る事に。

 

椅子は3つあって、窓口の前に1つ、その隣に1つ、更に隣に1つで最後の場所は外からは見えない位置です。後ろにはロッカーがありその奥はベッドや冷蔵庫、テレビが備えられた休憩室になります。ただ、機械音のようなものが常時聞こえてきて、慣れないと眠れそうに無いですね。私は夜勤の仮眠時間は勉強か読書で過ごす予定なのでいいですが。

 

しばらくして、巡回に着いていきました。ただ歩き廻るだけの巡回は立哨と合わせてそれ専用にやる人が一人おりまして、警備室から出る巡回は基本鍵の開け閉めの時間に出ます。

 

使わない教室は極力閉めておく方針のようで、1限目前に夜勤の人が使う教室を開けておいた事の確認の巡回。2限目前に2限目に使う教室の開錠。昼休時に3限目以降使う教室の開錠と以後使わない教室の施錠。授業が終わると清掃が入る教室の開錠と清掃が入らず使用予定も無い教室の施錠。閉門前は全て施錠ですがこれは夜勤の人の仕事です。施錠時には窓や電気、空調、忘れ物等もチェックしなければなりません。

 

校舎は4階建てが3つあり、鍵巡回で一回り30分ほどかかりました。開門前と閉門前の巡回は1時間以上かかるとのこと。両方とも夜勤の仕事なので、大変ですね。

 

ルートはとても覚えきれないので、マップにボールペンで書き込んでおこうと思っています。夜勤だとルートが違うと思うので、初日と2日目は着いて行っただけでした。

 

受付時は鍵の貸し出しの対応が多かったです。他に荷物や忘れ物など。初日の土曜日はホールで何かイベントがあったみたいで、来客から場所など聞かれていました。ただ、警備室に誰か1人は居ないといけないので、一緒に案内したりはしません。マップ渡して口頭でちょっと説明するぐらいですね。昼勤は2人体制ですが、上記の鍵巡回や休憩時間で窓口対応は1人の時間が長いです。

 

あと前を通りがかった人が学生以外だったら基本挨拶ですね。隊長は教員、職員はほぼ顔見知りで雑談をしていたりしました。書類は結構色々あって面倒そうでした。何かあった、やった度に書いたり書いてもらったり。業務日誌や申し送り帳も見せてもらいましたが、特に無しの日はほぼ無かったです。

 

2日目は月曜日で学生も多く見られ、鍵の貸し出しなどそこそこ業務量がありました。施設警備は基本楽で大学は当たり現場という評判もありますが、見た印象ではそんな事はないと思いました。学生数3000以上でキャンパスは2つありますが、大部分がこちらのキャンパスなので、昼間は人が途切れません。用がある人だけの対応ならまだしも、挨拶もしないといけないので、スマホいじってるわけにはいきません。夜勤希望しといてよかった、昼勤はやりたくないな、と思いました。

 

昼勤の勤務時間は20:00までですが、30分前に夜勤の人が来て、申し送りをした後交代となりました。着替えて現場を出たのが19:45頃でした。早く始まる分、早く終わるという事ですね。

 

現場の印象ですが、ネットで調べた警備業の印象とは大分違っていました。隊長の他、初日と2日目で2人しかまだ見ていないですが、いずれも快活な接客で、多くの教員、職員と良い関係を築いているようでした。勤務中にだらけていたりスマホをいじってるという事も無く、読書すら許されそうにない雰囲気でした。教員も挨拶返してくれたり、親しげに話してくれたりで底辺職というイメージは全くなかったです。

 

ここでそれは素晴らしい、やりがいのある現場だ!と思うか、ラクして人と関わらず働きたいのに・・・と思うかは人それぞれでしょうが、私は後者のタイプです。今回は昼勤で隊長同行という面もあって夜勤や他の人だとまた違うのでしょうが。

 

シフト表を見ると月200時間以上入ってる人が隊長含め3人居て今回一緒になったのがまさにその3人でした。いきなりエースの仕事振りを見せつけてきたという事ですね。隊長は240時間ほど入っていましたが、休憩時間を抜いた実労時間なので、実際300時間以上ですね。昼勤、夜勤、当務が入り乱れたなかなか殺人的なシフトでした。

 

賃金の件もあって、長く勤める職場では無いとは思っていましたが、予想以上に早く辞めるかもしれません。訓練校の就職率にカウントされる条件が、"3か月以内"に"雇用保険"に加入し"1か月以上"勤めるとなっているので、最低1か月は頑張る気ですが。1か月で辞めるとなると、職歴無しより更に転職が難しくなるかもしれませんが、少なくとも警備業であればあぶれる心配は無いと分かったので。夜勤を何回かやってみて、隊長同伴以外でも勉強や読書が許されないなら厳しいですね。

 

今現在02:00。19:30に初の夜勤です。まずは睡眠時間がしっかり取れるかですが、最悪現場で寝ればいいので、その点だけはセルフガソリンスタンドよりいいかもしれません。