30代職歴無しニートの就活奮闘記

怠惰系ニートがようやく重い腰を上げました

簿記2級 過去問4回分(第149 150 151 152回)の結果

ラストスパートで過去問4回分を終えました。ここは本番と同じく2時間取って見直しもしたかったのですが時間が無かったので、見直しせず終わったら次に行くスタイルで。時間は4回で5時間40分でした。

 

第149回 84点 (商業48+工業36)

第1問、仕訳は有価証券利息を支払い利息にしてしまう凡ミス。4問正当で16点

第2問、取引の総勘定元帳への転記。全問正解20点。難しくは無いが時間がかかりました。

第3問、本支店会計の本店の損益計算書。このパターンは支店側の仕訳無視で行くつもりでしたが、一応計算。案の定誤りで時間の無駄に。ややミスが多いが及第点の12点。

第4問、直接原価計算損益計算書とTフォーム記入。満点20点。上の方で間違うと芋づるになるので、本番では特に見直し必須。

第5問、総合原価計算。得意分野なので問題無し・・・と思いきや1問ミス。単純な計算違いで見直ししていたら気づいたでしょう。16点。

 

この149回から合格率がガクッと下がって15%前後に突入します。ただ、やってみたところなんで?というのが率直なところ。連結も税効果会計もありませんし。148回以前の難易度が分からないのでなんとも言えませんが、自分的にはこれなら"当たり"です。

 

第150回 78点 (商業46+工業32)

第1問、仕訳は3つ正解で12点。外注費が買掛金になるのとクレジット売掛金&消費税の計算を間違え。ここは見直してもそのままの可能性が高いと思います。(5)は一応あっていましたが問題文が悪い気がします。

第2問、固定資産の取引。税効果会計や連結決算が混じって難易度は高いと思います。リースの減価償却をリース原価償却費(ただの減価償却費が正解)と書いて1ミス。18点。

第3問、貸借対照表。結構易しかったと思います。なお、奇跡的に貸借の合計が合っているのに2つミスしていました。先に資産の合計を出して負債をそれに合わせたので、負債の項目に1ミスがあり、利益剰余金も釣られてミスというパターン。16点。

第4問、工場会計の仕訳。消耗品費が間接費になるのを見落とし1ミス。16点。

第5問、利益計画の分析。最後の2.4%を24%にして1ミス。16点。

 

この回も合格率が低く、14.7%。ただ、問題的にはそこまででもというのが正直な感想。第2問は難易度高いと思いますが、埋め合わせのように第3問が易しかったですし。ただ、第1問の仕訳が難しかったですかね。第4問も仕訳だったので、仕訳が苦手だと苦しい回でしょう。

 

第151回 60点 (商業34+工業26)

魔の151回です。構えて掛かりましたが、見事不合格。第1問の仕訳から出題者の悪意を感じました。第3問の連結は問題そのものもそうですが、配点箇所をもっと考えて欲しかった。工業で落ち込んでいるのは私のミスでここは文句いえませんが、同じミスした人は結構いそうです。それでは各問見ていきます。

 

第1問、初見の追微税なんて出てくる他にも見慣れない問題が多く、第3問の前触れかのように出題者の悪意を感じました。(3)の売上を売上割引にしてしまい1ミス。一応16点取れました。

第2問、株主資本変動計算書。ラッキー問題でここは20点取らないといけません。私はつまらない凡ミスで3つも落として14点。見直せばほぼ満点取れたでしょう。

第3問、連結精算表。まさにこの回が炎上した原因です。子会社が2つで支配獲得は4年前という完全に規格外の問題。ただ、実際やってみて案外埋められたんですよね。会社間での取引や、債権債務の相殺といった仕訳は一応書けました。(出来てはいませんでしたが)精算表も8割程度埋めて、これは部分点10点はいけるのでは?と期待したのですが・・・

面倒で難しいところに悉く配点が行って、なんとか取れそうなのは売掛金、役務収益、のれん償却の3つぐらいですか。私はのれん償却をケタ1つ間違えて結局合計4点。これはもうしょうがないと割り切って他で取れれば良かったのですが・・・

 

第4問、部門別原価計算。普通に20点取るべき問題、なんと6点でした。第1、第2部門費の計算に補助部門費を配賦し忘れたというミスで、芋づる式にやられました。ただ、結構間違う人いそうで、本番でも見直しで気づけたか分かりません。工業のいいところは、間違った計算をすると途中で割り切れなくなってミスに気付けるところです。ただ、今回間違った計算でもしっかり値が出てしまってので・・・

第5問、等級別総合原価計算。普通に20点取れました。特に言うこともありません。

 

やってる内は予想以上に連結が出来ている気がしたのですが、配点がボロボロでした。答え見てもこれは無理かな、という感じ。ただ、合否だけで言えば第4問が6点というのが間違えなく不合格の原因です。他に株主資本等変動計算書も満点取れるところなので、仮にここ2つが完璧なら+20点で80点。連結のせいにばかりも出来ません。

 

第152回 81点?(商業44+工業37)

第152回は問題を訓練校で貰い、回答用紙をネットからコピーして、答え合わせをネットの解答速報を参考に行いました。配点が明記されておらず、得点は正確ではないですが、合否でいえばまず合格は間違いないところです。

 

第1問、仕訳は有価証券利息の日数計算をミス。間違えた数字でも割り切れてしまう意地悪問題でした(笑 あとは買掛金と為替差損を逆にしてしまうしょうもないミスで12点。ぶっ通しだったのでさすがに疲れが見えます。

第2問、ラッキー問題の銀行勘定調整表。満点余裕と思いきや、最後の受取配当金に仮払い法人税分を計上しておらず1ミス。まぁここはしょうがないですね。おそらく18点。

第3問、貸借対照表。やたら税効果会計が散りばめられていましたが、そこは全部出来て最終的な繰延税金負債も正解。ここは確実に配点来るでしょうが最もコスパの悪い2点ですね。他は2項目+利益で3ミス。配点次第ですが全部来そうなところでもあるのでー6点の14点。

第4問、補助部門費の配賦と間接費差異の仕訳。仕訳はミスでも仕方なしなところでしょうがここは正解して20点。

第5問、差異分析。回答7か所中1つミス。-3点と見做して17点。

 

直前の152回です。それまで低迷していた合格率も一気に25.4%になり、ちょうど151回の2倍となりました。第3問の税効果会計以外は特に難しいところもありませんでしたね。ただ、通しでやってみた結果、この152回と合格率が低迷した149回、150回の間にそこまで明確な差があるとは思えません。この合格率の変化が受験生のレベルが上がった結果であれば遺憾ながらも日商の方針が正しかったという事になってしまいそうです。

 

次回の153回は今後の簿記2級を占う意味でも注目かと思います。3度続けて15%からの反省、救済回が前回でした。次も25%前後を維持するかまた15%に戻すかで今後の簿記2級の方針が分かりそうです。自分としては仕上がりにはそれなりの自信はあるので、よほど酷くなければいいのですが。

 

とりあえず日付の上では試験当日になってしまったので、しっかり睡眠を取る事と無事会場に行く事ですね。今までの模擬試験や過去問を見ても、見直しで+4~8点は上乗せできる感じがするので、現状ではコンディションを完璧に持っていくのが一番の試験対策です。