30代職歴無しニートの就活奮闘記

怠惰系ニートがようやく重い腰を上げました

外出 / 映画

今日は歯医者の予約があったので外出。昼頃出て、映画『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』観てきました。平日昼という事もあり観客は5人ほど。前の席に人が来たので、開始後席を移動して半径4メートル程度の無人空間を確保しました。

 

開始後、あれ?どこかで見たことがあると思ったら、討論の部分は多分ニコニコ動画で視聴してましたね。元動画は知りませんが、三島由紀夫で検索すると出て来ます。

 

討論内容はかなり難解。観念的な話が多く、構造主義辺りを勉強していないと厳しいかも。私も芥正彦氏とのやりとりはついていけませんでした。

 

政治の真剣な場で純粋な思想討論が出来た時代だったんですね。今だったら、右も左も実利優先の功利主義。思想よりもデータ、統計、功利という無粋な横やりが入って、結局得か損かでしか国民を巻き込んだ議論にはできないでしょう。

 

ベーシックインカムも結局全体としては、功利主義的な要素が強いし、今後思想的な政治議題になりそうなのは安楽死関係でしょうか。これも財政的な問題とは切り離せないですが。

 

討論のシーンは既出ですが、今回の映画の見どころが芥正彦氏をはじめとする50年後の当事者にインタビューを行っているところでしょう。さすが元東大生で70歳を超えた現在でも思考は明晰に見えます。大学教授にまでなった人もいますが、それでいて全共闘側が今でも敗北を認めていないところが印象的でした。

 

芸術家として生きた芥氏の、「俺はここに生きていて、自分の言葉でしゃべってる」(だから敗北ではない)という言葉は単なる負け惜しみと一蹴できない奥行は感じました。彼の作品は知りませんが、画面越しに見る姿は自分の意志で生きた人間の風格があって、負け犬のそれでは無かったです。

 

映画を観終わって、浅田彰『構造と力』をもう一回読んでみようと思いました。構造主義ポストモダン辺りの思想について書かれた本だったと思います。昔読んだときはあまり理解できず、その内リベンジしようと思っていたので。

 

夕方からは歯医者に。歯石のクリーニングです。先月は下手な人だったのか、チクチク痛かったけど、今日はあまり痛みも無く終わりました。ブリッジにしてあるところの出血が多くて、そこはフロス入らないので仕方ないかと思ってましたが、歯間ブラシを勧められました。今まで使った事無いですが、次外出した時にでも買ってみようと思います。

 

帰りにスーパーでキャンディを4パック、発泡酒と氷結を計4つ買いました。冷蔵庫が機能していないので、そろそろ生食品は厳しいところ。これもいい加減なんとかしないとってブログで何度か書いてるのですが、無ければ無いでどうにでもなるので怠惰が発動して後回しに。

 

そしてスマホ見たら応募先の求人から着信が。折り返すには遅い時間だったので、明日に持ち越し。サーバー監視の時はお祈りメール、施設警備は履歴書返送だったので、見込みあるかもしれないですね。不採用の場合は応募書類返送と書いてありましたし。